：医師・歯科医師の税務会計相続贈与確定申告　東京　永久井会計事務所：

■シツモンゼメ?です。

例えば患者さんが「お腹が痛い」とドクターに訴えるとします。

ドクターはどのあたりが痛むのか、顔色を見たり、何を食べたのか、発熱の有無、ケースによっては血液や尿検査、消化器検査を行い、細菌又はヴィールス感染の有無を調べたり、エコー、CTやMRI検査等々を行い腹痛という症状ひとつにとらわれず、あらゆる可能性を考えて病気の診断をするそうです。

私たちの仕事はどうでしょう。

お客様から「土地を売った」というお話をうかがったとします。
すると、その土地について、誰に売却？、売却による利益があるのだろうか、居住用に所有していたのだろうか、それとも事業用だろうか、いつ購入されたものだろうか、相続による取得？、今年の他の収入（所得）はどのくらい？、売却代金で別の資産を購入する予定は？消費税の課税方法は？消費税に関する届出は？など確認しなければならないことがたくさんあります。もちろん売却前であればベストな方法をご説明しなければなりません。

ドクターの仕事と単純に比較することはできませんが、税法や通達等で認められるもっとも有利な方法により税金を計算し、お客様から「プロへ依頼してよかった」と安心していただくことが、私たちの役割だと考えております。

お客様の満足のため、ただ「土地を売った」という表面上の事実のみを知るだけではなく、お客様の土地売却にまつわる背景や事情を知ることがとても大切なのです。

　毎年、「土地を売った」ということで申告のご依頼を頂戴します。

どのお客さまについても、（もし、仮に自分がこの取引をおこなったら・・・）と考えて適切な判断をし、ご依頼いただいたお客様のために、今日もまた「シツモンゼメ」を行うつもりです。