■がんばれ日本！！

若くして南方ビルマ戦線へ出征されたお客様である企業経営者の方の戦中、戦後、現在のお話をうかがう機会がありました。
戦地ではマラリア、アメーバ赤痢にかかり非常につらかったこと、恩人の一言で生還できたこと、終戦後捕虜となり現地の採石場で強制労働させられたこと、強制労働中に戦犯として連行され、冤罪で処刑されていく人たちもいたそうです。その人たちの無念さ・・・、さらに次はいつ自分だと指名されるのではないかという恐怖の日々・・。

戦後は、商人として朝から晩まで働いたそうです。戦時中のつらさを思うと苦労にあたることなど少なかったそうです。常に新商品の研究や販売形態の研究を怠らず、蓄えた資金を不動産経営に投資、さらなる新しいビジネスモデルを求め、サービス業等次々と起業され、現在の地位を築かれました。
「あと30歳若かったら、もう一度奮起したい」と力強くおっしゃいました。

日本の戦後の復興に、高度経済成長に奮闘した先輩たちのおかげで、日本はたいへん豊かになりました。

その日本に続くべく、アジア某国出身の社長（日本で起業）がおっしゃいました。
「日本はアジアのチャンピオンだ。いつかは、自分の国を日本のように豊かにしたい」と。

あの戦後の廃墟から復興したのです。バブルの後遺症なんて必ず乗り越えられるはずです。
私たちは、先輩たちの苦労に報いるためにも、又、子供たちの未来のためにも、自信を持ち、顔を揚げてがんばりましょう。

世界第2位の経済大国。私たちの志に「デフレ」はありません。

なお、この掲載はお客様の了解をいただいております。

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